倉庫内部　西側１階の様子

倉庫内は木造になっており、柱・梁などの構造部分には檜素材、床・側面などには杉素材が使用され、内側の壁には漆喰が塗られている。

倉庫内部　西側２階

「トラス小屋」工法による合掌梁が組まれ、柱が一本もない構造になっている。２階は全て乾繭倉庫として利用されていた為、１階と同様、倉庫中央には厚さ３７．８ｃｍの防火壁があり、東西の二つに区分されている。

荷揚げに使われていた滑車

荷揚げに使われていた穴

倉庫北側にある消火塔

前橋大空襲の際、消化に使われていた。

外壁に使用されている煉瓦

横幅２２．５ｃｍの長手の段と、横幅１０．８ｃｍの小口の段を交互に積み重ねたイギリス積みで作られている。

外壁に使用されている煉瓦

日本煉瓦製造株式会社（現在の埼玉県深谷市上敷免）で製作されたもので「上敷免製」と刻印されている。